MSYS2によるプログラミング環境の構築
MSYS2のパッケージの更新
01.MSYS2 MinGW(32bit版)を起動します。
①.デスクトップ画面で、スタートボタンをクリックします。
②.アプリの一覧から[MSYS2 64bit](※)フォルダをクリックして展開します。
③.[MSYS2 64bit]フォルダ下の[MSYS2 MinGW 32-bit]スクリプトをクリックします。
※MSYS2の32bit版をインストールした場合は、[MSYS2 32bit]フォルダを展開してください。
02.1回目のパッケージの更新を行います。
ターミナル上で、「pacman -Syu」(※)と入力して、[Enter]キーを押します。
※「pacman」と「-Syu」の間には半角スペースが入ります。
03.[catgets を削除しますか?]と表示されたら、「y」を入力して、[Enter]キーを押します。
04.[libcatgets を削除しますか?]と表示されたら、「y」と入力して、[Enter]キーを押します。
05.[インストールを行いますか?]と表示されたら、「y」と入力して、[Enter]キーを押します。
1回目のパッケージの更新が終了すると、以下の警告メッセージが表示されることがありますが、ターミナルがコマンドを受け付けなくなっただけなので、とくに問題はありません。
「警告: terminate MSYS2 without returning to shell and check for updates again」
「警告: for example close your terminal window instead of calling exit」
06.[タスクマネージャー]を起動します。
①.デスクトップ画面のタスクバーで、何も表示がされていない箇所を右クリックします。
②.メニュー表示の[タスクマネージャー]をクリックします。
07.ターミナルのタスクを終了させます。
タスクマネージャーで、[Terminal](※)を選択後、[タスクの終了]ボタンをクリックします。
1回目のパッケージの更新後は、ターミナルがコマンドを受け付けなくなるため、タスクマネージャーで強制的にタスクを終了させています。
通常は、「exit」と入力して、[Enter]キーを押すか、ターミナルの[閉じる]ボタンをクリックして終了させます。
※MSYS2の32bit版をインストールした場合は、[Terminal(32 ビット)]を選択してください。
08.MSYS2 MinGW(32bit版)を再度起動します。
※若干起動に時間がかかります。
09.2回目のパッケージの更新を行います。
ターミナル上で、「pacman -Su」と入力して、[Enter]キーを押します。
09.[インストールを行いますか?]と表示されたら、「y」と入力して、[Enter]キーを押します。
パッケージの更新が開始されます(完了まで6分程度かかります)。
10.すべてのパッケージの更新が完了していることを確認します。
ターミナル上で、「pacman -Su」と入力して、[Enter]キーを押します。
以下の画像のようなメッセージが表示されるまで、「pacman -Su」のコマンドを繰り返し実行します。
以上でMSYS2のパッケージの更新は終了です。
次の項目では開発環境のインストール手順について説明します。