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MSYS2によるプログラミング環境の構築

Pexels / Pixabay

最新の統合開発環境をストレスなく動作させるには、相応のマシンスペックが要求されます。

ネットブックや数年前に発売されたパソコンだと、処理に時間がかかりすぎてしまい、モチベーションを維持することは難しいでしょう。

今回は、統合開発環境をインストールせずに、CやC++などのプログラミング言語の勉強や、ちょとしたツールの作成などができる環境を、MSYS2を使って構築していきたいと思います。

前提条件

本記事の作成に、ノートパソコン[Let's note S10 CF-S10CU9DS](2011年製)を使用しました。

スペックは以下のとおりです。

  • OS:Windows 10 Pro (64bit)
  • CPU:Intel Core i5 2520M (2.50GHz)
  • メモリ:8GB
  • SSD:128GB

 

MSYS2のインストール

01.MSYS2のインストーラをダウンロードします。

以下のサイトにアクセスし、ご使用になられているパソコンのOSに合うインストーラをダウンロードします。

MSYS2公式サイト(新規タブで開きます)

ご使用になられているパソコンのOSが32bitの場合

[msys2-i686-20161025.exe]をダウンロードします。

ご使用になられているパソコンのOSが64bitの場合

[msys2-x86_64-20161025.exe]をダウンロードします。

 

※本項目では64bit版のインストーラをダウンロードして進めていきますが、32bit版と手順は同じです。

 

02.インストーラを起動し、[次へ]ボタンをクリックします。

 

03.インストール先フォルダを確認し、[次へ]ボタンをクリックします。

 

04.そのままで、[次へ]ボタンをクリックします。

 

05.インストールが完了するまで待ちます。

 

06.[MSYS2 64bit を実行中。]のチェックを外して、[完了]ボタンをクリックします。

 

以上でMSYS2のインストールは終了です。

次の項目ではMSYS2のパッケージの更新の手順について説明します。